<Linux パーティション>
FDISKの操作画面になった状態から説明します
ここにFDISKで使う基本的なコマンドを書き込んでおきます。
参考にしてください。
Linux
FDISKコマンド一覧
A 起動可能なパーティションの設定 |
D パーティションの削除 |
M FDISKでつかえるコマンドの一覧を表示 |
N パーティションの新規作成 |
Q 変更結果を記録せずに変更 |
P パーティションを表示 |
W パーティションの結果を記録して終了(確認あり) |
T パーティションの種類変更 |
FDISKの実践
<既存のパーティションの削除方法>
FDISKのメイン画面になったらとりあえず [m] でコマンドを確認してください。
次に [P] でハードのパーティションを表示させて確認します。
パーティションが存在しそれを消したい場合
は [D] とした後Partition
number(1-4)と出てくるので任意
の番号をいれます。その作業が終了しFDISKのメイン画面に
なったら[P]で希望どおりになっているか確認してください。ほ
かにも消したいものがあれば同様に行ってください。
<新しいパーティションを設定する>
まず[N]と入力したら [E] と [P] の二つを選択する
ようになっているのでここでは [P] を選択します。
それが終わると Partition
number (1-4)と出るの
でとりあえず[1]を入力し最初のパーティションの番
号を決定します。次にハードの領域を示す数値が
(1〜?)まで出てきます。(?はハードの容量で変
わってきます)1つ目の領域(シリンダー)にはスワ
ップパーティションを設定します。
コマンドには[+64]とここでは入力します。
これで[ENTER]を押すとメイン画面になるの
で [P] で確認してみると
/tmp/hda1
1 17 64512+ 83 Linux native |
となります。(まぁ数値のほうは容量によりまちまち
ですが)次にこのnativeをLinux
swap へ変更しま
すのでメインのコマンドには[T] と入力します。
/tmp/hda1
1 17 64512+ 83 Linux swap |
次に種類の一覧が出てくるはずですのでそこからLinux
swap を探し出してその番号を入力してやります。(ここでは82でした)
つまり、
Hex
code (Type L to listcodes) : 82 |
となりました。
(OSが自動的に設定するのもあります)これで1つ目のパーティションが(
スワップ)が完成しました。メイン画面に戻ったら[P]
で確認するとよいでしょう 次は2つ目のパーティショ
ンを作成します。同じ要領でメイン画面に [N] と入
力します。
そのあとにやはり [E] と [P] の二つの選択ができますが
ここでは [P] を選択し、その後に
Partition number(1-4)
と聞いてくるので2番目のパーティションを作るので[2]を
選択します。ここの領域(シリンダー)にはシステム用の
領域になるようにしますからここもPCが持っているメモリの
数値の分だけの領域をここでは使用します(基本的にですが)
First cylinder (65-635)ときますので [65] と入力します
(このあたりは後で説明します)
Last cylinder or size (省略)
([65]-635) ときますから
[+64]と入力します。これは1で確保した領域1〜64までは
最初に作ったスワップの領域の分ですので64以下は削られています。
さらに、ここで[+64] としましたのでいままでに[128]を消費してます。
次に3番目のパーティションを設定します。
やはり同じ要領でメイン画面に [N] と入力します。
そのあとに [E] と [P] の二つの選択ができますが
ここでは [P] を選択し、その後に
Partition
number(1-4) |
と聞いてくるのでこんどは [3] と入力した後
First cylinder (128-635)ときますのでやはり
最初の[128]を入力しラストシリンダーには
そのハードの最後の数値ここでは [635]
といれます。
2番と3番の領域の種類は(Linux native)になっているか確認してください。
設定されていなかったらメインでコマンド[T]を使用し変更してください。
要領はスワップを設定したときと同じ方法です。
ほかにもパーティションを作りたい場合は同じ要領でしてください。
ここまでできたらFDISKのメイン画面に戻って [P] で
パーティション内容を確認します。
/tmp/hda1 Linux
swap |
/tmp/hda2 Linux
native |
/tmp/hda3 Linux
native |
いろいろかかれていますがとりあえずこうなっていればOKです
次に起動用のパーティションを作成します。
メイン画面で [A] と入力し シリンダーはとりあえず [2] を選択しました。
これで終了です。もう一度 [P] で確認してみてください。
/tmp/hda1 Linux
swap |
/tmp/hda2 *
Linux native |
/tmp/hda3 Linux
native |
こうなればOKです。 お疲れ様でした。